今日は、隅田川にかかる勝鬨橋の近くにあるS機工業さんを訪問しました。かちどき橋は、可動橋(跳開橋)として有名です。でも今は電源も切られて動かないそうですが。説明板によると明治38年に、乃木大将で有名な日露戦争の旅順陥落を記念して、ここに勝鬨の渡しという渡船の船着き場ができたそうです。その後、昭和8年にこの橋が建設された時、橋の名前も勝鬨橋とされたそうです。余談ですが、乃木希典について、私は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」で読んだ「愚将」と評価されていることを最近まで信じていました。でも、最近読んだ歴史の本で実は違うんだと行っている文献に出会いました。乃木は大正元年、明治天皇大葬が行われた日に奥さんとともに自刃しています。後世の生き残っている人々が自分たちの都合の良いように乃木に責任を押しつけたと言われています。まあ、歴史は、生き残った人と、権力を持った人に都合良く書かれるという面がありますから。
帰りにS機工業さんのY常務さんと築地市場の中にある「魚四季」へ行きました。築地で卸されるお魚をふんだんに使ったお料理はそれは美味しかったですよ。