今日は名古屋の金型屋さんへ行きました。大型の光触媒脱臭装置の量産をするために初めて金型を製作しました。写真の金型が弊社の金型です。技術部長U君が小さく見えます!
長良川の近くにある(株)N社、社名の由来も長良川から来ているんだそうです。初めて金型工場を見学させて頂きました。この会社は、自動車のボディーの金型も得意のようで、とっても大きな金型を沢山製造していました。3次元CADで設計をし、その金型で金属を整形したときに出来るひずみまで計算し、金型の修正をコンピューター上でやってしまうそうです。まるでゲーム感覚で金型が出来てしまうみたいです。できあがった図面情報から、自動的に工作機械が金型を削ってしまいます。今70%は、コンピューターソフトが作り、後の30%が人の経験による勘と技能だそうです。でも、この会社の社員に若い人が大勢いるのにびっくりしました。たまたま、その日は来年の学卒の会社説明会の日だったので、学生が50人以上来ていました。人気があるんですね。何でも聞くところによると30年前にある会社を7名でスピンアウトし、会社を起こしたそうです。今では、130名の従業員とのこと。また、社長の主義で同族を会社に入れないそうです。会社を私物化しない!偉いですね。7名でスピンアウトしたことといい、同族を会社に入れない主義といいレナテックと同じ思想ですね。一度社長さんとゆっくりお話を伺いし、成功の秘訣をお聞きしたいと思います。