今日は、会社に哲学者の来客がありました。日本における「現象学」研究の第一人者である新田義弘先生、ご夫婦で会社見学に来て頂きました。なんで・・・?
実は、私の叔父さんなんです・・、はい。子供の頃からできの悪い私を心配して、会社をみに来たというわけです。何か悪い事しているんじゃないか、借金は大丈夫か?などなど。
時々出版した本を頂くのですが、著者謹呈と書いてと無理を言って書いてもらいますが、実は、いまだに一冊も読んだことがりません。叔父さんごめんなさい。寝る前に読もうと思って、本を開くと1ページ、いや1,2行で眠り込んでしまうので、結局睡眠薬代わりに今もなっていて、そりゃー結構役に立っていますよ。昨年法事で親戚が集まったときに、同じ事を言っていた親戚の人が居ましたので、安心しています。
私の子供の頃ですが、この叔父が、私に、「私は哲学者だから人のことがよくわかるんだよ、君は、心の優しい人だからきっと幸せになれるよ」と言ってもらった事がずっと心に残っていました。辛いときも、悲しいときも、そうだいつかは幸せになれるんだとがんばってきましたよ。まあ、優しい言葉や、ほめ言葉は、気持ちよく心に残るんですね。私も社長として気を付けよっと。