今日は大阪市内で年末の挨拶回りをしました。今年から大阪営業所もできたので、所長のK取締役も同行です。チョット時間があったので、適塾を見学に行くことにしました。適塾はみなさんもよくご存じでしょうが、緒方洪庵の私塾で蘭学を教えていたそうです。また大阪大学医学部のはじまりでもあるそうです。この塾からは、大村益次郎や福沢諭吉など明治維新に活躍したかずかずの偉人を輩出しています。でも、残念ながら改修工事中のため見学できませんでした。残念。
しかし、その近くで奇妙な建物を発見しました。淀屋橋のオフィスビル街にある古風な木造建築物。場違いな感じのする古びた建物です。興味がわきました。その建物を一周すると、門がありました。なんとそこは幼稚園でした。「大阪市立愛珠(あいしゅ)幼稚園」というのが正式名称で、明治13年に道修小学校連合町会という民間団体が幼児教育を目的として設立したとのこと。
130年も前の話です。で、この校舎は、明治34年に建てられたもので、戦火も免れて110年間も経っている相当古い校舎です。こんな幼稚園が淀屋橋のど真ん中にあるなんて、長い間大阪に住んでいましたが知りませんでした。探検は、してみるものですね。今日も新しい発見をして、帰ってきました。