群馬県の前橋市で行われた「全国地域がん登録協議会 学術集会」に参加しました。当社のDr.岡本が以前理事長をしていたこともあり、この大会でも座長を務めることになり一緒に参加しました。先進国の中でも、日本はこの分野で相当遅れているそうです。先進国では、がん患者を登録、追跡して、治療成績や生存率など必要な統計データーを収集しているそうです。がんの原因や治療の方法による治癒率など貴重なデーターを集めて、がん治療に貢献することが狙いです。日本もやっと法律が通って、来年1月1日からすべての医療機関でがん登録が義務ずけられます。この法律の制定を推進してきたのが「全国地域がん登録協会」です。今回も各県の保健衛生、がんセンターや成人病センターの関係者が多く集まりました。当社もこれからがんの検査にかかわろうとしているので、大変参考になりましたよ。