蒸留されたウイスキーは、オーク材の樽にいれられてこの倉庫に入れられます。熟成という行程ですね。その年月は、10年、20年という長い年月をかけるのだそうです。
熟成されたウイスキーは、一樽一樽みな味も臭いも違うそうです。その味の違うウイスキーをブレンドして出荷するのです。同じたるからだけで作ったウイスキーを「シングルカスクウイスキー」といいますが、余市蒸留所でしか販売していません。余市蒸留所で作ったウイスキーだけを混ぜたものを「シングルモルトウイスキー」というそうです。複数の蒸留所で作ったウイスキーを混ぜると「ピュアーモルトウイスキー」これにトウモロコシが原料のウイスキーを混ぜると「ブレンデッドウイスキー」だそうです。少し勉強して帰って来ましたね。
余市蒸留所に売店がありこのお店では、シングルカスクウイスキーを売っています。一樽をそのまま瓶詰めにしたものです。ちょっと高価なのですが、買って帰りました。味はよく分かりませが、ありがたく飲ませていただきました。
創業者の竹鶴政孝は、余市にウイスキー工場を作るのですが、出荷してお金になるのが10年後ということで、リンゴジュースを作って日銭を稼ごうとしたそうです。そこでこの社名は、大日本果汁株式会社と命名されていました。この大日本の「ニチ」と果汁の「カ」からニッカと後に社名変更されたのだそうです。 <To be continued>