ギリシャの次は、イギリスです。イギリスは、ロンドンにやってきました。オリンピック前のロンドン市内は道路工事ばかり。狭い道に道路工事、交通渋滞があちこちに。
かの有名な大英博物館に行ってきました。アテネ訪問の後だけに、ギリシャに関する展示コーナーに興味を引かれました。ガイドがわりのイヤホーン無線機を借りて、早速ギリシャツアーに。冒頭に館長のご挨拶がありました。「英国は決してギリシャから数々の芸術品を盗ってきたのではありません。当時のギリシャの状況を考えると、ギリシャに置かれた芸術品は相当破壊されたでしょう。英国に持ってきたおかげで綺麗なままで保存できたのです。」まあ、これも一理あるかなと思いつつパルテノン神殿の数々の彫像をみてまわりました。
それから背広の語源になったと言われているSAVILE ROWという通りに行きました。この通りは、背広やさんばかりです。もっとも高級な背広屋さんの前で写真をとりましたが、生憎ここも工事中。ロンドンは、どこもかしこも工事中でした。で、メシもまずいし。料金は高いし。なんだかごみごみしているし。
明治時代の留学生たちが受けたような感動は今のロンドンにはありませんでした。そろそろ日本に帰りたくなってきましたよ。お茶漬けが食べたい!